12:食べたいものを作って食べよう

早く帰らせてもらえていることもあり、最近しっかり自炊しています。お昼も仕出しのお弁当を持って移動するのが厳しい(届くのがひとつ下のフロアなのです)ので自分で作って持っていくという、3食しっかりコースであります。

ある日のお昼休み、微妙に時間が余ったのでその日の夕方から明日の昼のお弁当まで、何を食べたいか考えてみることに。ぼんやりメモしたその内容から足りない食材を帰りに買って帰り、家に帰って作ってみると、なんだかするすると、不気味なぐらい早く支度が済んでびっくりしました。
昼の時点でイメージして、買物の時点でまたイメージして、と、何を作るかのイメージがしっかりしたからかなあ、となんとなく納得したような不思議なような心持ちでごはんを食べたことを覚えています。

以来、極力昼休みに献立を作って、帰り道スーパーに寄って使う食材だけ調達、というサイクルを繰り返しています。繰り返しているうちに、このやり方には他にも効能があることに気づきました。
まず、食材をダメにしてしまうことがなくなりました。献立を考える時に冷蔵庫にあるものを余裕を持って思い返すので、帰ってから「これもあったか…」と肩を落とすことがありません。
次に、栄養や味のバランスと調理のしやすさを考えて食材を買いに行くことができます。一応野菜は赤・緑・白が入るよう気を使いつつ、全部が炒め物になったり塩焼きになったりしないように考えられるので、食卓が豊かになりました。

そしてなにより、買い置きしている食材の都合でメニューを組み立てるのではなく、その日食べたいものを食べられる喜びがありました。私の場合、これがけっこうストレスだったかもしれません…。
以前はよく食材を週末に大量に買い込んで冷凍・冷蔵していました。でも週も半ばを過ぎてくると、食材の処理のために作らざるを得ないとか、食べざるを得ないとかというメニューが増えてきてしまい、なんだか楽しくなかったのです。

節約しないといけないけれどなんだか自炊に身が入らない、という人は、是非毎日自分の食べたいものを想像して必要なものだけ買ってくる方式にしてみてください。冷蔵庫の中身でメニューを決めるのではなく、自分が食べたいと思うものでメニューを決めましょう。

▼今日の写真:Daily Routineが好きすぎる
Daily Routineは、私の愛しいあいぽっち(もうOSアップデートしなくなって久しい)でも動いてくれる、でもカラーリングとうねうね感が美しい時間管理アプリです。

一日の予定をざっくりジャンル分けして登録しておくと、開けた時に
・今なんの時間か
・何分過ぎてあと何分残っているか
が分かります。バーも出るので、詳細な時間でなくともざっくり半分ぐらい、とかチラっとみてわかるのも素敵。

これを使い始めてから、明日も仕事があるのについつい気合入れて料理しすぎた、遊びすぎたということがめっきりなくなりました。お休みの日は好きに使うにしても、平日は夜更かしするとしんどいですからね。

色味とか操作感もかなり好みで、もうホーム画面をこれにしたい勢いです(笑)。

▼あとがき
食べることは生きること、という言葉を思い出しながら書きました。許される限り楽しんで生きたい!