母から学んだカンタンに部屋をきれいにしておくための3つのコツ

片付けられない娘と片付け上手な母
正しく表現するならば片付けられないわけじゃないけれどマメには片付けない娘です。うっかり片付けないまま週末を過ごした部屋に入った父親に、
「泥棒入ったんちゃうか」
とのコメントをもらうレベルで放置してしまいます。
そんなところにやってきた母ですが、彼女はそんな家庭の中でハウスキーピングをしているベテランなので、私が退院してくる頃には大変過ごしやすい部屋に生まれ変わっておりました。すげえ。
良い機会なので、時々掃除や片付けっぷりを時々語らったり、あるいは観察したりして学んでみました。

1.とりあえずまとめろ
掃除を始める前に、まずは物を同じ場所にまとめます。布団ならたたんでしまう(可能なら干す)、衣類なら洗濯機に入れる、洗濯カゴに入れる、あるいは畳んでしまう、本や雑誌は角に積み上げる。メモやクレカの請求書などの紙類は本とは別に分けて同じように積み上げる。というような作業をしています。広くスペースをとることが最初の目標のようです。細々としたボタンやらピンなんかも、退院して帰ってきたら鍵やらなんやらと一緒に小皿に盛ってありました。
基本的にここで一つ一つ元の場所に戻したり場所を決めたり捨てるかどうか決めよう面倒くさくなるパターンが多いので、まずはがさっと分類して集めるというのがちょっとなるほどでした。

2.局所掃除の方法を覚えておけ
全体的には汚れてないんだけどここだけ…という時は、素材にあったカンタン掃除で対処できないかちらっと考えてみましょう。
例えば、おやつにおかきを食べたら椅子の下のフローリングにだけおかきのかけらが散らばっている。それなら床用のお掃除シートでざざっと、モップにもセットせず手で床拭きしてしまえばそれでおしまい。あるいはカーペットに髪の毛が目立つ時は粘着ロールをかけてみる。
全体的にホコリがつもったとか、粘着ロールでひっつかないようなゴミがカーペットにちらばったという場合は諦めて掃除機をかけざるを得ませんが、がたがたとコンセントを伸ばす前にカンタンに何とかできないか考えてみましょう。
個人的にはお掃除シートの手拭きは目からウロコでした。雑巾拭きでもいいのですが、髪の毛が絡むととれなくて発狂しそうになるし、かといってシートをいちいちモップの台にセットするのもめんどいなー、と思っていたので…(そこまで考えといてなぜ気づかないというご質問にはお答えしかねます)。

3.何かに飽きたらやれ
「漢字パズル飽きたからお皿洗おうっと」
「本読むの疲れたからお掃除しよっと」
といった感じでちょこちょこ片付けています。
「よーしやるぞっ」と気合をいれてやることもありますが、「やらなきゃやらなきゃ」と思うよりも「飽きたからしてやっか!」という気軽さで、ぱぱっとできることだけやってしまう。掃除というと面倒だなーという気持ちがすぐむくむくとおきあがってきてしまう娘としては、このユルっとやってしまう感を是非見習いたいと思っています。やってしまって面倒じゃなければ続きそうな気もするし。

オマケ.たまにはべったりというのもいい
掃除に関してもそうだったのですが、他にも料理のこと、親族のことなど、普段あまり長く話す時間がない母とこういった時間を持てるのは面白かったなあ、と思っています。
一人暮らしをしているけど家事苦手だなあ、とか、あんまり家のこと知らないなあ、という人は、是非ちょっと家事をやっている人や家庭内の年長の人と話をする機会をもってみるといいんじゃないかな、と思います。

知恵や知っていることは、今聞いておかないと、聞く機会がないかもしれないので。後悔してからでは遅すぎる。

私ももう数日いてくれるようなので、もうちょっと色々話してみようと思います。